形成外科 2022年11月号
小耳症フレームワーク ―うまくいくためのポイント―


ISBN
発行年 2022年
判型 B5
ページ数 129ページ
本体価格 3,300円(税抜き)
電子版 あり
医書.jp<電子版>
M2Plus<電子版>

肋軟骨フレームワークによる小耳症手術は,Tanzerにより発表されて以来,多くの改良が重ねられてきた。本特集では現在,小耳症形成術について精力的に取り組んでいる専門家達に,肋軟骨フレームワークに焦点をしぼり,うまくいくための鍵となる重要ポイント・合併症リスクを下げる注意点,および細かなノウハウについて解説してもらった。

●随想
小耳症に思う (四ッ柳高敏) 1241
●特集
小耳症フレームワーク ―うまくいくためのポイント―
企画にあたって (杠 俊介) 1243
小耳症肋軟骨フレームワークの歩み (高清水一慶ほか) 1245
小耳症フレームワーク構築のポイント (小山明彦) 1252
術中写真で示す耳介再建フレームワークの手技の実際(佐々木薫ほか) 1259
四ツ柳法をもとにした当施設における小耳症フレームワーク作成法 (妹尾貴矢ほか) 1271
長期結果を見据えた軟骨フレームの作製と工夫 (鳥谷部荘八ほか) 1281
進化する小耳症肋軟骨フレーム―近年行っている改良点から― (四ッ柳高敏ほか) 1290
安全で耳らしい耳を追求した小耳症フレームワーク(力丸英明ほか) 1296
ミニレポート 皮膚生検用器具を利用した小耳症肋軟骨フレーム作製(天王地敏雅ほか) 1302
●コラム:編集委員長コラム[第39回] (細川 亙) 1306
●連載:形成外科Topics!
形成外科領域におけるピオクタニン液の使用 (榊原俊介ほか) 1308
●連載:私の心に残る1症例
No.38 (野口昌彦) 1312
●連載:形成外科NEXT―次世代の本音―
JSAPS専門医は適者生存を (室 孝明) 1318
●連載:教室だより北~南
No.95 新東京病院 形成外科・美容外科 (柳林 聡) 1320
●連載:短編小説で綴る論文探訪 たんろんたん
外側でも内側でもなく:筋間中隔と前外側大腿皮弁(寺尾保信,去川俊二) 1324
●経験
下口唇悪性腫瘍切除後に舌弁とおとがい部V-Y皮弁を用いて再建を行った2例の検討 (山田萌絵ほか) 1326
●症例
豊胸術後にプロポフォール注入症候群(PRIS)を発症したと考えられる1例 (川中 慈ほか) 1336
悪性腫瘍を疑った巨大石灰化上皮腫の1例 (中島考陽ほか) 1343
◆外国文献抄訳 PRS Vol.149 No.3 (高清水一慶) 1350
投稿規定 1356