局所麻酔
その基礎と臨床

局所麻酔

編集 浅田 章
ISBN 4-7719-0276-3
発行年 2004年
判型 B5
ページ数 270ページ
本体価格 7,600円(税抜き)
電子版 なし


邦文では少ない局所麻酔と局所麻酔薬に関する待望の専門書。国内外からの局所麻酔領域における先駆的研究者 を執筆陣に取り揃え,専門医のみならず研修医にもわかりやすく解説されている。内容も最新の知識を取り入れつつ,基礎から応用までを網羅し,バランスよく かつ多角的に知識を習得できる。

基 礎 編
1.局所麻酔薬とは
 1)定義 浅田 章 3
 2)歴史 中筋正人,浅田 章 4
2.局所麻酔薬の構造
森  隆,浅田 章 6
3.作用機序
楢橋敏夫 16
4.薬理作用
 1)中枢神経系 佐藤友紀,瀬尾憲正 27
 2)末梢神経系 本田博之,山倉智宏,馬場 洋 36
 3)交感神経系 西川精宣 45
 4)循環器系 Jean Xavier Mazoit,狩谷伸享 57
 5)立体構造と薬理作用の相違(stereochemistry) 小田 裕 64
 6)代謝 長谷一郎 71
 7)全身性作用 行岡秀和 78
5.薬物動態
西 信一 85
6.局所麻酔薬アレルギー
田中和夫 100
7.局所毒性
佐倉伸一 108
応用編
1.脊髄くも膜下麻酔(脊麻)
横山和子 121
2.硬膜外麻酔
齊藤洋司 136
3.神経ブロック
 1)腕神経叢ブロック 菅野晶子,山本 健 149
 2)指神経ブロック 釜野雅行 162
 3)肋間神経ブロック(小手術のための) 豊田芳郎 166
 4)下肢のブロック  寺井岳三 171
4.局所静脈内麻酔
釜野雅行 181
5.表面麻酔
水谷 光 185
6.術後痛
佐藤哲文,中塚秀輝,森田 潔 189
7.小児の神経ブロック
山下正夫,新井としみ 202
8.産科麻酔
奥富俊之 215
9.高濃度局所麻酔薬の臨床応用
飯室慎祐 233
10.内視鏡の麻酔
 1)気管支鏡 池下和敏,水谷 光 237
 2)消化管 中村志郎 242
11.急性中毒
栗田 聡 248
索 引
257