最新EndNote活用ガイド デジタル文献整理術 第7版

著者 讃岐美智義
ISBN 978-4-7719-0496-5
発行年 2018年
判型 B5
ページ数 260ページ
本体価格 2,800円(税抜き)

第1章 EndNoteについて
1 EndNoteとは
2 EndNoteの機能
3 EndNoteの歴史
4 EndNoteの動作環境と制限
5 問い合わせ先
6 更なる情報(EndNote-THOMSON REUTERS COMMUNITY)
注目 操作ガイド初級編

第2章 インストール,起動方法,画面構成
1 インストール
2 EndNoteの起動方法と基本的取り扱い
1.新規データベースの作成
2.画面構成と名称
3 ツールボタン
重要 バージョンに関する基本的事項
重要 ファイル名やフォルダ名に関する基本的事項

第3章 ライブラリの作成(1)インターネットからの英語文献 検索~入力,全文文献収集
1 EndNoteから直接検索して,取り込む方法
1.PubMedサイトの直接検索
2.一時グループからカスタムグループへ移す
2 PubMedホームページで検索し,そこから出力されたファイルを取り込む方法
1.PubMedの検索
2.検索結果の保存
3 EndNoteへの取り込み
4 カスタムグループへのリファレンスのコピー

第4章 ライブラリの作成(2)インターネットからの日本語文献 検索~入力
1 医中誌Webの検索
2 検索結果の保存とEndNoteへの取り込み
1.Refer/BibIXファイルで保存して,EndNoteに取り込む方法(ダウンロード)
2.ダイレクトエクスポートを使用する方法
3 My Groupsへのリファレンスのコピー
重要 文字化けについて

第5章 ライブラリの作成(3)手入力
1 新規ライブラリの作成(既存のライブラリを開く)
2 新規リファレンスの作成
3 文献タイプの選択
4 リファレンスの各項目の入力
1.データ入力によるTermリスト
2.各入力項目の注意点
5 入力データの保存
参考 General Display Fontの変更

第6章 ライブラリの管理
1 ライブラリの作成と簡単な操作
2 ライブラリ間での文献のコピー&ペースト,削除など
1.ライブラリに登録した文献を別のライブラリにコピーする場合
2.ライブラリから文献を削除する場合
3 ライブラリの検索
4 検索の実際
5 ライブラリの並べ替え
6 重複文献の検索と削除
7 ライブラリのレコードをアップデート(オンライン時)
8 Termリスト(用語リスト)
1.Termリストへの新規登録
2.Termリストの編集と削除

第7章 参考文献リストの自動作成
1 独立参考文献の作成
1.Copy Formattedを使用する方法
2.Print Previewを使用する方法
3.Exportを使用する方法
2 CWYW(Cite While You Write─作成しながら引用)
3 仮引用の後に一括して参考文献を自動作成する方法
1.Microsoft WordのAdd-in連動
2.Format Paperを使用する方法
重要 日本語対応について

第8章 参考文献スタイル,インポートフィルタ,コネクションファイル
1 Styleとは
2 Styleの作成方法
3 インポートフィルタとは
4 コネクションファイルとは
参考 代表的な参考文献スタイル

第9章 EndNote basic(旧EndNote Web)
1 EndNote basicの機能
2 EndNote basicの動作環境と制限
3 EndNote basic日本語サポートサイト
4 EndNote basicのURLとログイン方法
5 EndNote Webのメニュー
6 EndNoteからEndNote Webへのデータ転送
1.EndNote X6以降
2.EndNote X.0.2以降EndNote X5まで
3.EndNote 9/それ以前のバージョン
7 文献を集める(EndNote Webに取り込む)
1.手入力
2.PubMed,医中誌Webでの検索結果のテキストから
3.直接オンライン検索サイトから
8 文献を管理する
1.グループ作成
2.グループ間の文献移動,文献の削除
3.重複文献の検索
4.フォルダを共有する
9 参考文献リストの作成(文献形式を整える)
1.EndNote basicからEndNoteへのデータ転送(EndNote X5以前)
2.引用文献の自動作成(1)
3.引用文献の自動作成(2)
注目 WordのCWYWプラグインをEndNote Webに変更するには

第10章 EndNote for iPad
1 EndNote basic(EndNote Web)との同期設定
2 EndNote for iPadの構成
3 EndNote basic(EndNote Web)との同期
4 Webサイトでの検索とiPadへのデータ取り込み
5 添付ファイル(PDF)の読み込み
6 添付PDFの閲覧と書き込み
7 ライブラリ内文献の検索とソート
8 文献リストの簡易作成(メール機能利用)

第11章 PubMed インターネット文献検索
1 アクセス方法
1.PubMedの検索
2.検索結果の保存
2 検索式の入力
3 Filters(フィルター機能)
4 検索結果の表示
5 文献の選択と保存
6 Preview(プレビュー)
7 Index(インデックス)
8 History(検索履歴)
9 Clipboard(クリップボード)
10 MeSH Database(MeSHデータベース)
11 Single Citation Matcher
12 Clinical Queries(臨床的検索)
13 My NCBI
1.お知らせ機能
2.保存検索式での検索

第12章 日本語文献検索サイト 医中誌Web
1 アクセス方法
2 ログイン方法
1.検索語入力画面
2.検索の実際
3.検索結果の保存

第13章 リンク,データライブラリの共有
1 ライブラリへの全文文献のリンク
2 ライブラリへのURLのリンク
3 PDF,URL以外のファイル格納場所
4 ネットワーク上のフルテキストファイルを自動的にリンクする
5 全文PDFファイルから書誌事項を取り出す
6 データライブラリの共有
1.アカウントの確認
2.アカウントの設定
3.ライブラリの共有
参考 Figureフィールドに挿入可能な画像ファイル
重要 フルテキストで,気をつけなければならないこと
参考 無料で入手できる全文PDFの雑誌一覧
重要 共有できるライブラリの数

第14章 データ変換自由自在
1 FileMaker ProやMicrosoft Excelにデータを移す
2 ほかのデータベースソフトからデータを取り込む

第15章 ちょっと気になる上級オプション
1 ライブラリ画面のカスタマイズ
2 スペルチェック機能
3 フィルタのカスタマイズ
4 コネクションファイルのカスタマイズ
5 より細かいStyleの変更(極めたい方のために)

第16章 設定,ツールバー,ファイルメニュー
1 メニューバー
2 文献タイプとフィールド名リスト
参考文献
EndNote,EndNote basic比較表
INDEX

COLUMN
文献検索の種類
EndNoteのユーザー登録
¥と(バックスラッシュ)
各バージョンの最新アップデートファイル(2018年1月12日現在)
印刷レイアウトの変更
Windowsでの拡張子の表示方法
PubMedと医中誌Web取り込みの要点
医中誌Webから全文文献を入手するには(有料)
Google Scholar
My医中誌
ファイル名の拡張子
CiNii(Citation Information by NII)/NII論文情報ナビゲータ
ライブラリの保存場所
検索…こんなときには?
二重登録のEndNote内部での管理
Export Traveling Library
Citation Markerを変更する
テキストエディタ使用の勧め
Vancouverスタイル
EndNote関連ホームページ
EndNote basicのWebサイト表示
医中誌Webからのダイレクトエクスポート
EndNoteとEvernote
PubMedのデータ
検索手法とキーワード(自然語と統制語)
Advanced Search
入力方法
My医中誌機能
尼子四郎
JDreamIIのデータ取り込み
SNSへの論文シェア機能
相対リンクと絶対リンク
インターネットサイト,ファイルなどへのリンク
フルテキストの検索サイトを追加する
EndNoteファイルのバックアップ
DropboxでどこでもEndNote
PubMedからのKeywordsとNotes
タブ区切りファイルのインポート中のエラー
EndNote,FileMaker Pro,Microsoft Excel,秀丸エディタの入力文字数制限
ファイル名と文字数
Macintosh←→Windows間でライブラリを共有する際の注意

便利な表
表1-1a 各バージョンとのOS対応表
表1-1b Cite While You Write機能対応表
表8-1 Import Filters
表11-1 ストップワード
表11-2a MEDLINE形式の結果表示
表11-2b 代表的な検索項目名とタグの対応
表11-2c MeSHサブヘディング

インターネットの普及によって情報収集の多くをWebで行うことが可能になりました。文献検索も例外ではなく,自宅のパソコンから行うことができます。インターネット上にはMEDLINEの無料文献検索サイトがあり,日本語文献検索においても医学中央雑誌が利用できるようになりました。また,英文の有名雑誌ではフルテキスト(文献そのもの)までが,インターネット上で得られるようになってきています。このような時代となり,自分のコンピュータ上で抄録やフルテキストを集めて整理をすることは大変簡単にできるはずですが,それらを結び付ける方法を体系だって説明する本はこれまでにはありませんでした。筆者も,そのような本をずっと探していましたが,残念ながらこれまでに出会っていません。
大学院生の頃から文献の整理に困り,何とかしようと試行錯誤の末,EndNoteというソフトウエアに出会いました。日本語文献の取り込みが不十分であったため,EndNoteに日本語文献の検索結果を取り込めるように自作のソフトウエアまで作成しました。それ以来EndNoteを使い文献を整理してきましたが, フルテキストを管理できないことが不満でした。2001年に発売されたVersion5からは,EndNoteの1つ1つのレコードから任意のファイルへのリンクが可能になったため,フルテキストも管理できるソフトウエアになりました。そこで,新しいEndNoteを活用して文献検索から整理・活用までの方法を,ユーザーの立場からまとめてみようと,初版を執筆したのが2003年です。当時はVersion7が最新版でしたが,2017年現在,Version X8が発売されています。さらに,数年前からEndNote Webが登場し,いっそうネットワーク上での文献管理は,容易になっています。2011年に発売されたX5バージョンでは,PDFビューアーがビルトインされ,書誌事項と全文PDFをならべて見ることができるようになりました。さらに,2013年からはEndNote for iPadも低価格で提供されました。2016年には,現バージョンがリリースされPubMedのオンラインサーチが実現し,クラウド時代の文献データベースとして完成度を高めました。
本書はマニュアルではなくユーザーの立場から要点をまとめたガイドです。筆者のオリジナリティーを加え,わかりやすさに重点を置いたため,本来のマニュアルとは異なると自負しています。ぜひ,手元に置いてEndNoteに精通してください。きっとEndNoteと出会ったときの筆者の感動が味わえると思います。