真っ赤なニシン
アメリカ医療からのデタッチメント

真っ赤なニシン
著者 岩田健太郎
ISBN 978-4-7719-0397-5
発行年 2012年
判型 A5
ページ数 226ページ
本体価格 1,700円(税抜き)


コミットメントからデタッチメントへ
アメリカの医療、日本の医療はどこへゆくのか?

『悪魔の味方』執筆から10年。
 Dr.岩田が「アメリカ医療」について徹底的に各論的に、総合的に再び考える。

-今回、ぼくの立場はアメリカ医療の支持者(アドボケイト)でもアンチでもありません。アメリカ医療が今どうなっているのか、これからどうなっていくのか、を党派性からできるだけ自由になって考えてみたいと思います。

-自らを前のめりの姿勢にするのではなく、むしろ一歩引いた立場におき、「ためらいながら」他者との対話を行う。この「ためらい」のもたらす意義も本書では検討します。

-「情報量」に頼る本はすでにたくさんでています。そうではない、既存の「アメリカ医療」本には書かれていないコトバを、この本に盛り込むことを目指しました。  (本書より)

はじめに
定義をしなくちゃいけないの?
考える前提-総合的に考えることを、考える
医師数の問題
危機にあるアメリカのプライマリケア
アメリカの女性医師
診療時間と医療の質
ヒステリック・アメリカ
アメリカの救急医療
アメリカの感染症界の没落
お金とアメリカ
アメリカ医療とプロフェッショナリズム
アメリカに行って臨床研修
政治とアメリカ、そして医療
アメリカ医療成立の変遷
オバマの患者保護と支払い可能なケア法(PPACA)
アメリカの気持ち、日本の思い
アメリカの医学教育と標準化
アメリカと日本は似た者同士
医療の観点から、日本はTPPに参加すべきか
アメリカ医療からのデタッチメントを
おわりに