麻酔・集中治療医のための抗菌薬使用と感染対策

麻酔・集中治療医のための抗菌薬使用と感染対策
編集 竹末芳生・山田芳嗣
ISBN 978-4-7719-0388-3
発行年 2012年
判型 B5
ページ数 186ページ
本体価格 7,600円(税抜き)

抗菌薬適正使用を主目的とした麻酔科医のための1冊!
麻酔科医の方々が日々担当している診療の中で、適切な抗菌薬の使用と感染対策が実践できるよう必要知識と重要な情報を提供します。感染対策の中でも習熟が難しい抗菌薬使用に重点をおき、実践的にかつ基本から分かりやすく解説。

1章は予防抗菌薬の適正使用、2章はICUにおける重症感染患者治療、3章は一般的な抗菌薬使用法について解説。
実践的な内容にポイントをおき、抗菌薬の作用機序、副作用などは他書に譲り、また昨今多くの病院でDPCが導入されていることを鑑み、あまり保険適用の範囲にとらわれず、治療効果を上げるための使用量、投与設計など、ダイレクトな実践内容となっています。

―麻酔科医のための予防抗菌薬術中使用のピットホール―
① 肥満患者における予防抗菌薬1回投与量
② 腎機能低下患者における術中再投与の間隔
③ ペニシリンやセファロスポリンアレルギーの場合の抗菌薬の選択
④ バンコマイシン予防投与の是非
など、詳しい内容は本書で!

CHAPTER1 麻酔科医編
1.術後感染予防抗菌薬の基本(竹末芳生)
2.予防抗菌薬の手術室での管理(山下和彦・平井みどり・荒川創一)
3.腎機能障害時の抗菌薬の使用(高橋佳子)
4.心血管系外科手術におけるバンコマイシン予防投与(中嶋一彦・竹末芳生)
5.術前・術中投与の抗菌薬副作用における責任と対処
   ―副作用における麻酔科の責任・外科の責任―(横田美幸)
6.硬膜外カテーテルの管理と合併症の対応(安田季道)
7.ペインクリニックにおける感染対策(溝部俊樹)

CHAPTER2 集中治療医編
1.人工呼吸器関連肺炎(VAP)に対する抗菌薬治療(相馬一亥)
2.Sepsisの治療
  A.抗菌療法(de-escalation strategy)(志馬伸朗)
  B.その他の治療(抗菌薬治療以外)(渡邉栄三・織田成人)
3.細菌性腹膜炎の抗菌薬治療(三鴨廣繁・山岸由佳)
4.胆道感染の抗菌薬治療(渡會伸治)
5.中心静脈カテーテル関連血流感染に対する抗菌薬の適正使用(井上善文)
6.すりガラス状陰影を見たときの診断と抗菌薬治療(迎 寛)
7.Clostridium difficile腸炎に対する診断と抗菌薬治療(加藤秀章・加藤はる)

CHAPTER3 感染症の抗菌薬使用の知識
1.グラム陰性菌の治療(栁原克紀)
2.抗MRSA薬(木村利美)
3.抗真菌治療―Candida属を中心に―(山岸由佳・三鴨廣繁)
4.PK-PDと抗菌薬療法(戸塚恭一)
5.ICUでのグラム染色の活用(藤本卓司)
6.今問題となっている耐性菌(村谷哲郎)

資料:抗菌薬の名称と略号