悪魔の味方 米国医療の現場から

悪魔の味方 米国医療の現場から
著者 岩田健太郎
ISBN 4-7719-0265-8
発行年 2018年
判型 A5
ページ数 298ページ
本体価格 1,800円(税抜き)


現場のホットな話題から9.11まで,米国医療の実際と実態をNY在住の感染症科医が繙く,医学エッセイ。大人気メールマガジン「米国医療の現場から」の単行本化。

長いまえがき、みっともない言い訳

第1章 米国医療の実際、知られざる実態
マーケットが牛耳る米国医療、けれども
とまらぬ、医療費高騰
ハッチ・ワックスマン法
地獄の沙汰も、金次第。医療の質も金次第。
メディケアの怪/選択的医療。医療の選択肢は増えている? 減っている?(あなたの財布しだいです)/ 患者を断る医者たち/その予算のカットが/ERには行きたくない!/エンタラ、てなあーに?/その肌の色が

米国医療を形成する各団体。こうやって米国の医療は組織されている。
米国医師会、AMA(American Medical Association)
米国疾病管理センター、CDC(Centers for Disease Control and Prevention) その男が……(Surgeon General、そして米国公衆衛生局)
アカデミズムと医療。世界最高を誇る米国の医学レベル。
バイオエシックスの発祥/クリニカル・トライアルに参加しませんか?その1/その2/その3/その4/
クリニカル・トライアルが行き着く先、行き着くべきところ

医療訴訟、そのあまりに大きな影響力
あっ場所間違えた!
訴訟保険と医師の消失
医療訴訟の獲得金キャップ大作戦
米国の医者は本当に優秀なのか?:米国医療は本当にエビデンス・ベースドなのか。EBM神話を問う。
米国開業医のEBMの実践
米国で在野の医師にEBMが普及しにくい理由
その先にあるもの で、さらにその先にあるもの
米国でレベルの高いのは、専門分野に長けた専門家なのか、何でもできる何でも屋なのか……という話
こんな医者もいる、米国医師といっても千差万別:グローバルスタンダードは掛け声だけ
絶対に太らない方法教えます!?
アトキンスの逆襲
UpToDate
ライム病の治療さまざま
ファイブ・ダラー・ドクター
米国の「女医」さん
老兵は死なず、ただ去るのみ
往年の、往診
お悔やみの手紙
米国の代替医療
米国は何を目指し、どのような医療を模索しているのか:苦悩に喘ぐ米国医療行政
患者さんの権利
その、ブッシュ大統領の政策
米国で殺人が減っている訳
世界から見た米国医療:グローバルスタンダードを銘打っているのに誰にもまねのできない、誰も真似をしたがらない医療。日本からの視点はなんともユニークで。
バルセロナでの事件
外国で研修する米国人たち
英国の話
米国の孤立、日本の片思い 米国も時とともに変化する
米国医療よもやま話
研修医というお仕事 ニューヨーク州法によると
内科専門医試験を受ける、の巻
STDコース
アメリカの外国人 外国人医師の凋落/J-1
第2章 感染症科医というお仕事:感染症科フェローの愉快な毎日
いよいよ研修開始
その見えないもの
そして外来では
患者中心の医療、そのいかに困難なことか
はじめにことばありき
それでも期待される、アメリカ
そして時は過ぎる
感染症科とは何か-私の専門は感染症です-
西ナイルウイルスの猛威
はじめての、エイズ
院内感染
第3章 9.11を越えて
そして、炭疸菌事件
炭疽菌対応ガイドライン
第4章 おわりにむかって 
医学教育について言うならば
さて、これも議論されている、マッチングについてです。
日本の医療改革
これが本当の、「おわりに」

索引