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《表》《図》Ⅳ章 RevManによる治療対比較のメタアナリシス例題108Study1Study2治療A1年生存14080観察数2001001年生存10050治療B観察数200100《例題7解説》A1生存時間解析においては、ハザード比が最適な統計量です。しかし、今回はハザード比が入手できません。2つの研究で1年生存率(1年死亡率でも可)が入手できますので、オッズ比でこれを比較します。リスク比、リスク差も可能です。二値変数入力が可能そうです。A2生存患者数は数字として記載されていませんが、生存曲線から読み取ることが可能です《表》。たとえば、Study1の治療Aの1年生存数は200人×70%=140人となります。リスク比やオッズ比の解析を二値変数の形式で行うことができます《図》。形式的には例題1と同様ですので、入力方法は例題1を参考にしてください。もし、生存率ではなく死亡率をアウトカムとして選択すると、オッズ比は逆数となり左右反転した図になります。

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