systemeta-ana
6/10

《図1》69ハザード比は集計された“ハザード比(95%信頼区間)”の形式でデータ提示される場合がほとんどです。解析は対数変換後一般化逆分散法の一択です《図1》。ハザード比は多くの臨床研究で用いられる重要な統計値です。ハザード比のメタアナリシスを行うためにも一般化逆分散法を必ずマスターしてください。ハザード比(95%信頼区間)が入手できた場合、(ⅰ)ハザード比算出、(ⅱ)対数変換、(ⅲ)標準誤差の算出を経て、一般化逆分散法形式でRevMan入力が可能です《図2》。Studies and references>References to studies>Included studiesに研究名を入力します。Data and analyses/Add comparisonに比較名を入力します。比較名の下にAdd outcomeでアウトカムを入力しますが、そのさい(General)/Data Type=Gener-ic Inverse Variance、(Analysis Method)/Effect Measure=Name of Effect Mea-sure(Hazard Ratio)と設定すると、次ページのような入力画面になるので、上部にある緑色の“+”アイコンで研究を追加してください。対数変換されたハザード比と標準誤差を入力してください。Advanced OptionsでEnter number of participantsをマークして、患者人数を追加でHR:0.7895% CI 下限: 0.4795% CI 上限: 1.30Ln HR:−0.248Ln 95% CI 下限: −0.755Ln 95% CI 上限: 0.262Ln HR:0.248標準誤差:0.261【対数変換後一般化逆分散法】注:灰色矢印の順に作業が進む。  白矢印は逆算可能だが、あえて使う必要なし。  点線矢印は注釈(ⅱ)対数変換エクセルでln逆算可能(ⅲ)標準誤差算出(上限−下限)/2/1.96逆算可能ほとんどの論文では調整/非調整ハザード比は95% 信頼区間とともに記載されている。RevManで一般化逆分散法(generic inverse variance)入力ハザード比のメタアナリシス05

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る