超重症リンパ浮腫で保存療法・外科治療を行った症例①：Case017１日何回か圧迫圧を測定して，圧力が下がっていたら患者さん自身で圧迫用品を締め直していたんです。十分な圧力の圧迫療法はとても効果があることを実感しました。最初はセラピストも患者さんも強圧迫で痛みが出るのを心配していましたが，リンパ浮腫専門治療院のセラピストに教えてもらい，一緒に工夫しながら圧迫の仕方を習得していました。治療院との連携の大切さも感じましたね。経験した中で最重症の患者さんで，セラピストが試行錯誤しながら圧迫療法をしてくれました。患者さんもその状況を理解して，よく協力してくれましたね。外科医としては，リンパシンチグラフィやICG検査でリンパ管が見つからなくても，エコー検査でリンパ管が見つかるようになり，リンパ外科治療の進歩を実感しました！
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