how_to_laser
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保険収載されている疾患に対する治療色素レーザーで治療する疾患1(毛単細純血性管血奇管形腫)2毛細血拡張症 3(乳苺児状血血管管腫腫)4太田母斑Qスイッチレーザーで治療する疾患5異所性蒙古斑6外傷性刺青7(カ扁フ平ェ母・斑オ)レ斑第2章76機器の選択出力(設定)のめやす麻 酔照射方法QスイッチルビーレーザーでもQスイッチアレキサンドライトレーザーでも治療効果は、ほぼ同じです。■ 出力の目安 4.5~照射後すぐに軽度の白色化が見られる出力が適切な出力です。白色化がなければ出力を0.5ごと上げていきます。■ その他・スポットサイズ 選択できる場合は、できるだけ大きめのスポットサイズを使用します。痛みがあるので、治療1時間前から表面麻酔が必要です。3カ月間隔で、4回前後のレーザー治療を行います。成人では回数が増えます。照射後約1週間、紫斑と痂皮形成が見られます。〈幼小児の場合〉 皮膚が薄いだけでなく、日焼けが少なく色調も薄いため、少ない合併症で高〈成人の場合〉 小児よりも範囲が広がり、色調が濃くなります。 男性は日焼けしている場合が多いので、遮光指導して、うまく行えるようにい効果が期待できます。なってから治療を開始します。・色調が濃い場合は低出力から開始します・日焼けがあるときは照射を延期します・治療回数が増えると色素脱失のリスクが増えます・色素脱失を認めた部位は追加照射は禁止です太田母斑合併症を予防するためにさあ照射を始めましょう

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