how_to_laser
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保険収載されている疾患に対する治療1(毛単細純血性管血奇管形腫)2毛細血拡張症色素レーザーで治療する疾患 3(乳苺児状血血管管腫腫)4太田母斑5異所性蒙古斑6外傷性刺青Qスイッチレーザーで治療する疾患7(カ扁フ平ェ母・斑オ)レ斑第2章77POINT1 上眼瞼・下眼瞼  術者は利き手の反対の手で皮膚を引き伸ばして照射する目の周りは、恐怖を感じやすい場所です。先に目の周りをまとめて照射すると、恐怖を感じる時間が少なくて済みます。・利き手の逆で眼瞼を外側方向に引っぱりながら、照射します。引っぱることでシワをなくすだけでなく、レーザー光が垂直に当たりやすくなります。・縦方向でも横方向でも、やりやすい方向で照射を行います。・片手でコンタクトの調整と皮膚の伸展がむずかしい場合は、助手に下眼瞼を外側に伸展してもらい、術者がコンタクトを調整しながらレーザーを照射します。保護コンタクトを外さないよう、綿棒を使う取っ手がついた保護コンタクトは、病変部に取っ手がかぶってくる場合があります。そのようなときは、綿棒などで取っ手を軽く上方に挙上して照射するようにします。上げ過ぎるとコンタクトが外れるので、注意します。眼瞼は疼痛の強い場所です。目を強く閉じる場合が多いので、局所麻酔がとても有効です眼瞼は疼痛の強い場所なので、目を強くつぶるとシワになり、レーザーがきちんと照射されないので、しっかりと皮膚を引き延ばして照射します照射直後照射の仕方─部位別のポイント

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