形成外科 2022年8月号
顔面骨骨折の診断と治療


ISBN
発行年 2022年
判型 B5
ページ数 131ページ
本体価格 3,300円(税抜き)
電子版 あり
医書.jp<電子版>
M2Plus<電子版>

近年の交通事故の減少,シートベルトの普及などにより,発生数の減少が見られるが,顔面骨骨折は形成外科医にとって日常的な疾患であり,基本分野として身につけるべき診療分野である。本特集ではツールの進歩によって診断学・治療学も変化していることを踏まえ,近年の顔面骨骨折の標準的な診断と治療を,形成外科レジデント向けに企画した。

第65巻第8号(2022年8月)
●随想
EmpathyとSympathy (今井啓道) 891
●特集 顔面骨骨折の診断と治療
企画にあたって (細川 亙) 893
前頭骨骨折 (福場美千子ほか) 895
鼻篩骨骨折 (山下昌信) 905
眼窩骨骨折 (樫山和也ほか) 915
頬骨骨折 (中井國博) 924
上顎骨骨折 (髙木誠司ほか) 936
下顎骨骨折 (花井 潮ほか) 943
ミニレクチャー(1)顔面骨骨折―特に上下顎骨折時の損傷歯の取り扱い― (松岡裕大ほか) 954
ミニレクチャー(2)顎間固定法についての基本的な考え方 (細川 亙) 960
●コラム:編集委員長コラム[第36回] (細川 亙) 964
●連載:形成外科NEXT―次世代の本音―
成長なき予定調和を飛び越えろ!!―勇気をもって進む 自分らしい道― (山口憲昭) 966
●連載:教室だより北~南
No.92 (聖隷浜松病院 形成外科 雑賀厚臣) 968
●連載:短編小説で綴る論文探訪 たんろんたん
分類の目的と意義:下顎と上顎の欠損分類 (寺尾保信,去川俊二) 972
●経験
褥瘡における皮弁縫合創でのincisional negative pressure wound therapyの有用性 (森川周至ほか) 974
●症例
外傷によって生じた全耳介とその周囲皮膚の広範囲欠損に対して再建を行った1例 (須貝明日香ほか) 982
漏斗胸と鳩胸の合併例に対しRavitch変法を行った1例 (佐藤真央ほか) 989
◆外国文献抄訳 PRS Vol.148 No.6 (冨田興一) 998
書評『超絶! むくみ診療』 1005
投稿規定 1006