麻酔2025年11月号
術後痛診療・研究の現状と展望


ISBN
発行年 2025年
判型 B5
ページ数 95ページ
本体価格 2,700円(税抜き)
電子版 あり


全身麻酔手術の増加とともに、術後痛管理は医療の質を左右する重要課題になっている。また、2022年のチーム加算新設と2025年のガイドライン制定により、標準化と多職種連携が加速している。本特集は術後痛管理の現状と課題、そして未来を多角的に解説した1冊です。

●巻頭言
自動麻酔装置と責任のあり方―共働する未来に向けて 松木 悠佳 703

●特集
術後痛診療・研究の現状と展望
緒言とまとめ 川股 知之 704
なぜわが国において術後痛の診療・研究が必要なのか? 飯田 宏樹 707
なぜ,術後疼痛管理サービスチームなのか? 山本 俊介 715
わが国における術後疼痛管理サービスチームの現状 中澤 春政 719
術後痛ガイドライン―既存のガイドラインとの比較,特徴― 松岡 豊ほか 728
術後痛診療―今後,何をするべきか? ハシチウォヴィッチ・トマシュ  733
今後の術後痛研究の方向性 川真田樹人 741

●原 著
希釈式自己血輸血のための採血に要する時間の
末梢静脈ライン採血と動脈ライン採血の比較:後ろ向き研究 佐野村文音ほか 750

●症例報告
カルタゲナー症候群患者の続発性気胸に対する分離肺換気の麻酔経験 守川 開貴ほか 756

外国文献紹介 761
投稿規定 763
ニュース 769
お知らせ 770