麻酔 第68巻第11号(2019年11月号)
【特集】ビッグデータ:麻酔領域発展のための活用


ISBN
発行年 2019年
判型 B5
ページ数 ページ
本体価格 2,600円(税抜き)
電子版 なし


第68巻第11号(2019年11月)
●巻頭言
 産科麻酔の将来の担い手は? (角倉弘行)1163
●特集 ビッグデータ:麻酔領域発展のための活用
 緒言とまとめ:何のためのビッグデータ?―個々の麻酔科医の貢献―(磯野史朗)1164 麻酔科領域が持つビッグデータの種類とその活用(増井健一)1168
 JSA PIMSの持つ役割と課題,展望(現実)(萩平 哲)1176
 DPCとnational database(NDB)の活用と課題 (松田晋哉)1183
 外科領域ビッグデータ活用成功例と課題,展望(岩中 督)1190
 医療を変えるためのビッグデータ活用方法(山岸一貴ほか)1198
●短報
 気道管理困難既往のクリッペル・フェール症候群患者に対し脊髄くも膜下麻酔を行った1症例(安田康祐ほか)1206
 挿管性喉頭肉芽腫4症例の検討(赤澤杏奈ほか)1209
 経鼻挿管による上咽頭裂傷が原因と思われる皮下気腫および縦隔気腫が術後の?こうび鼻を契機として遅発性に生じた1症例(田口真也ほか)1215
 ロクロニウムの作用発現時間が遅延し,拮抗が困難であった慢性炎症性脱髄性多発神経炎患者の1症例(久保古寿江ほか)1219
 帝王切開中に急性妊娠性脂肪肝と診断した1症例(大島正行ほか) 1224
 肝切除術後に著しい代謝性アシドーシスを認めた1症例(橘 陽介ほか)1230
 サプリメント服用患者の周術期管理(荒尾正亨ほか)1234
●紹介
 日本麻酔科学史における太平洋戦争終戦前後2度の“失われた20年”(松木明知)1237 Meyer Sakladの麻酔科学の講義と清水健太郎による“麻酔”関連用語の造語(松木明知)1247
 大学病院における紙および電子麻酔記録の利用について2014年に施行したアンケートの結果(橋本 徳ほか) 1252
 蘇生の歴史:33.血液循環の発見(7)―Andrea Cesalpino:体循環―(浅井 隆)1256