麻酔 2018年7月号
【特集】痛み診療の場で使用される種々の非オピオイド性鎮痛薬の現況と課題
The Japanese Journal of Anesthesiology (Masui)

麻酔 第67巻第7号(2018年7月号)

ISBN
発行年 2018年
判型 B5
ページ数 ページ
本体価格 2,600円(税抜き)
電子版 なし


●巻頭言
医局員確保の難しさ (谷口 巧)681
●特集:痛み診療の場で使用される種々の非オピオイド性鎮痛薬の現況と課題
緒言とまとめ (花岡一雄)682
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)とCOX-2選択的阻害薬の新知見―薬物の選択と副作用― (益田律子)684
アセトアミノフェン―使用の実際,適用,使用上の問題点― (佐伯 茂)694
GABA誘導体抗てんかん薬:カルバマゼピン,プレガバリン (住谷昌彦ほか)702
抗うつ薬(三環系抗うつ薬・SNRI) (川股知之ほか)708
片頭痛の急性期治療―トリプタンとエルゴタミン― (池田律子)715
ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出物質(ノイロトロピン(R)) (濱口眞輔ほか)724
抗不安薬―ベンゾジアゼピン― (松井美貴ほか)730
●臨床経験
絨毛膜羊膜炎により39℃以上の発熱を呈した妊婦の帝王切開における脊髄くも膜下麻酔の適否 (金子友美ほか)735
第一中足骨遠位骨切り術に対する坐骨神経ブロックの有用性の検討 (中山博介ほか)740
●速報
術中fMRIによる麻酔・意識の研究―Pharmacological fMRI― (大城宜哲ほか)743
●短報
選択的脛骨神経ブロック後に虚血が一因と推測される坐骨神経障害を生じた1症例 (吉岡征夫ほか)745
十分な覚醒が得られず覚醒下開頭腫瘍摘出術を断念した1症例 (松田優子ほか)748
経尿道的膀胱腫瘍摘出術(TUR-Bt)中に起こった膀胱穿孔により低ナトリウム血症を来した2症例 (瀬戸富美子ほか)752
大腿骨骨接合術の術中と術直後に血圧と酸素化の急激な低下を認めた1症例 (吉留 彩ほか)758
凝固能異常を有する筋強直性ジストロフィー患者の開腹術に腹直筋鞘ブロックと腹横筋膜面ブロックが有用であった1症例 (川口 純ほか)762
気管挿管用金属製スタイレットが折損し気管支に遺残した1症例 (栗崎 基ほか)765
●紹介
血管麻痺症候群再考 (外園英彬)768
蘇生の歴史:17.ルネサンス期(3):芸術家の影響-3―Leonardo da Vinci― (浅井 隆)773