麻酔科医のための体外循環の知識

編集 川人伸次
ISBN 978-4-7719-0571-9
発行年 2022年
判型 B5
ページ数 240ページ
本体価格 6,200円(税抜き)
電子版 あり
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経食道心エコーが急速な普及を果たし、今や必要不可欠な術中モニターとなりましたが、心臓血管麻酔領域で次にわれわれが取り組むべき重要課題は体外循環(人工心肺)であることは疑う余地がありません。
専門医取得を目指している麻酔科医をターゲットとしていますが、若手医師にも理解しやすい内容としています。複雑な内容は敢えて割愛し、基本的な内容を中心に心臓血管外科手術の周術期管理に必要な内容に特化しています。

第1章 体外循環の歴史 川人 伸次
第2章 人工心肺装置 伊藤明日香
第3章 血液ポンプ 田山 栄基
第4章 人工肺 赤地 吏
第5章 人工心肺操作の実際 吉田 靖
第6章 人工心肺中のモニタリング 牧 盾,山浦 健
第7章 人工心肺中の麻酔管理 横塚 基
第8章 心筋保護 高野 環
第9章 人工心肺中の抗凝固療法 市川 順子
第10章 体外循環中の適切な灌流圧と血液希釈 中島 芳樹
第11章 人工心肺中の体温管理 川上 裕理
第12章 人工心肺中の生体反応 小畑友里江
第13章 大動脈手術の人工心肺 清水 淳
第14章 小児の人工心肺 東條 圭一
第15章 低侵襲手術のための人工心肺 百瀬 直樹
第16章 非心臓手術への適応 柴田伊津子,原 哲也
第17章 補助循環と人工心臓 川人 宏次
第18章 経皮的心肺補助(PCPS)と体外式膜型人工肺(ECMO) 佐島 威行,安田 篤史
第19章 血液浄化療法 秋本 雄祐,大藤 純
第20章 安全管理とトラブルシューティング 安野 誠