エビデンスで読み解く小児麻酔

エビデンスで読み解く小児麻酔

編集 川名 信・蔵谷紀文 
ISBN 978-4-7719-0472-9
発行年 2016年
判型 B5
ページ数 296ページ
本体価格 7,400円(税抜き)
電子版 あり
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M2Plus<電子版>

基本的な内容はあえて割愛し、成書に書かれていない深い知識、新しい情報を提供!

本書は小児麻酔を学ぶ若手医師のみならず、普段小児に接することの少ない麻酔科医が突然の麻酔依頼に困った時にも参考にしていただけるものと思っております。また逆に小児医療に携わる各診療科の医師、看護師などのスタッフにとっても麻酔科医がどのようなことを考えながら麻酔をかけているかを理解してもらう一助になるのではないかと思います。(『序文』より抜粋)

1 術前管理
1 プレパレーションとチャイルド・ライフ・スペシャリスト(名和由布子)
2 保護者同伴入室(坂倉庸介・宮部雅幸)
3 前投薬(宮澤典子)
4 術前絶飲食(住吉理絵子)
5 術前評価(香川哲郎)
2 麻酔導入・術中管理
1 麻酔導入(鈴木康之)
2 気道管理(駒澤伸泰)
3 術中人工呼吸管理(谷口由枝)
4 分離肺換気(出野智史)
3 循環管理
1 循環血液量測定(田所貴弘・垣花 学)
2 経食道心エコー(黒川 智)
4 モニタリング
1 麻酔深度(萩平 哲)
2 パルスオキシメータ(外山裕章)
3 呼気ガスモニター(多田文彦)
4 筋弛緩モニター(上田 要)
5 組織酸素飽和度(林田眞和・山本牧子)
6 ベッドサイド血液凝固モニター(片山勝之)
7 超音波エコーの応用(茅島顕治)
5 輸液管理
1 GDT:輸液管理の指標(平田直之)
2 血糖管理(曽我朋宏・川人伸次)
3 電解質管理(森下 淳)
4 膠質輸液(宮尾秀樹・山家陽児)
6 血液凝固と輸血
1 新しい凝固因子補充(戸田雄一郎)
2 播種性血管内凝固症候群(DIC)と治療戦略(石井久成)
7 小児の薬理学と臨床使用される薬物
1 小児の発達薬理学とPK・PD(増井健一)
2 小児の全静脈麻酔(原 真理子)
3 吸入麻酔薬(遠山悟史)
4 静脈麻酔薬:プロポフォール(山本信一)
5 麻薬性鎮痛薬(堀木としみ)
6 非オピオイド鎮痛薬(大塚洋司)
7 鎮静薬(川田大輔・国沢卓之)
8 筋弛緩薬(北島 治)
9 血管作動薬(脇本麻由子・谷口晃啓)
10 β遮断薬(金子有理子・土田英昭)
11 局所麻酔薬(峰村仁志・川真田樹人)
8 麻酔薬の神経毒性(佐藤泰司)
9 神経ブロック
1 硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔(大坂佳子)
2 末梢神経ブロック(紫藤明美)
10 疼痛管理
1 術後疼痛管理(奥山克巳)
2 慢性痛の特徴と対応法(加藤 実)
11 周術期の悪心・嘔吐(水野圭一郎)
12 覚醒時興奮(蔵谷紀文)
13 麻酔の質とリスクマネージメント(川名 信)
14 小児の救命処置:Pediatric life support(小原崇一郎)
15 関連診療科:小児麻酔科医が知っておきたい最近の話題
1 小児外科(村瀬成彦)
2 先天性心疾患(鈴木孝明)
3 小児脳外科(千葉謙太郎・藍原康雄)
4 小児泌尿器科(西中一幸)
5 小児整形外科(落合達宏)
6 未熟児,新生児管理(平川英司・茨 聡)
7 小児集中治療(志馬伸朗)