形成外科2026年1月号
基礎から学ぶ熱傷治療


ISBN
発行年 2026年
判型 B5
ページ数 120ページ
本体価格 3,300円(税抜き)
電子版 あり


形成外科医にとって最も基本的でありながら、極めて奥深い領域の1つである「熱傷治療」。技術革新が進む中、治療の選択肢はさらに広がっています。本特集では「熱傷の初期治療から二次再建まで」を丁寧に整理し、専門医を志す読者に欠かせない基礎知識と実践の要点をわかりやすくまとめました。熱傷治療の“キホン”と“いま”がわかる1冊です。

◆随想
自由意志がないのは絶望的か?   大西 文夫    1

◆特集 レジデント向け
 基礎から学ぶ熱傷治療
企画にあたって   小川 令    2
熱傷初期治療の基本1
熱傷治療における保存的治療戦略   本間 健人  ほか  5
熱傷初期治療の基本2手術治療(1)
デブリードマン   青木 昂平  ほか  17
熱傷初期治療の基本3手術治療(2)
植皮術   金子 貴芳    27
熱傷後瘢痕治療の基本1
肥厚性瘢痕   山尾 健  ほか  36
熱傷後瘢痕治療の基本2
瘢痕拘縮   小川 令    45

◆連載
形成外科 Topics!
第 16 回韓日形成外科学会@大邱―崩れ始めた言葉の障壁―
   坂本 好昭    52
形成外科 NEXT―次世代の本音―
職人技とテクノロジーの融合
──形成外科 NEXT にとっての手術支援ロボット   樫村 勉    58
教室だより北~南
No.133 福岡大学医学部 形成外科学教室   髙木 誠司    60
ザッツ形成外科!
Vol.25 ネーミングライツ   中村 優    65

◆特別寄稿 
動画で見えるポイント
Power Automate Desktop を用いた National Clinical Database
への半自動登録システムの構築   戸所 健      66

◆症例
中年期に施行されたシリコーン豊胸術後に重篤な合併症を生じた
後期高齢者の 2 例   本間 健人  ほか  74
神経線維腫症Ⅰ型における頸部巨大神経線維腫の 1 例   笹瀬 啓司  ほか    81
下顎の皮下腫瘤:salivary duct cyst の 1 例   北川 愛菜  ほか    89
腹部大動脈瘤による静脈圧排が主要な原因と考えられた
複合的な下腿潰瘍の 1 例   安見友香子  ほか    94

PRS 目次邦訳 Vol.156 Issue 5   102
投稿規定   106
編集後記   杠 俊介 112
特別寄稿  動画で見えるポイントでは動画を閲覧することができます。動画の図の横に二次元コードが付い
ています。閲覧方法については次頁をご確認ください。