形成外科 2025年6月増刊号
エキスパートの知恵と経験 211 Pearls―若手にシェアしたい私のこだわり―


ISBN
発行年 2025年
判型 B5
ページ数 240ページ
本体価格 6,000円(税抜き)
電子版 あり


形成外科の第一線で活躍するエキスパートの先生が語る「コツ・工夫・私見」の数々。より良い結果につなげるための、あるいは合併症を避けるための、教科書には載らない211編の”pearls”をフルカラーでお届けします。若手にもベテランにも新たな発見がある、珠玉の実践知が詰まった1冊です。

Ⅰ 術前評価・術前検査における「こだわり」
■術前評価・準備
1.患者カウンセリングの重要性:答えは 1 つではない  大城 貴史  S 2
2.乳房再建術前における鏡を用いたイメージと問題点の共有  伊藤 奈央 ほか  S 3
3.顔の手術の一工夫:術前に患者の表情を撮り,貼り,術中に見る  岡崎 睦  S 4
4.眼瞼腫瘍には結膜の観察を  伊藤 文人  S 5
5.救急四肢外傷に強くなる! 外傷診察のキホン  塩沢 啓  S 6
6.術直前の毛髪処理  原田 浩史  S 7
■術前検査
1.超音波検査は自らの手で  川上 善久  S 8
2.前外側大腿皮弁の術前カラードップラー超音波検査 動画付き  宮本 慎平 ほか  S 9
3.乳頭・乳輪再建における術前評価―超音波検査は心強い味方―  素輪 善弘  S 10
4.超音波検査で皮膚悪性腫瘍の切除マージンを検討する  藤原 雅雄  S 11
5.鼻骨骨折整復の超音波診断に用いる Glove Finger Pad  樫村 勉  S 12
6.母指多指症では母指 2 方向 X 線を撮影する  齊藤 晋  S 13
7.血管の地図を広げ,皮弁の航海へ出る
   ―穿通枝解剖を可視化し,安全な皮弁術を実現する―  小野 真平  S 14
8.足の虚血を診断する/し続けるための SPP 検査:
   足の基準点を設定する  古川 雅英 ほか  S 15
9.血管性病変診療のこだわり:診断編―超音波検査のコツ―  野村 正  S 16
10.リンパ浮腫を形成外科疾患にしていくために  品岡 玲  S 17
■術前シミュレーション
1.術前に手術を終わらせておくこと  門田 英輝  S 18
2.ビニール袋を用いた術前デザインシミュレーション  森岡 康祐  S 19
3.自作手術シミュレーターによる術前検討  笠井 昭吾  S 20
4.顔面骨実体模型を DIY 作製で活用しよう  小山 明彦  S 21
5.ガーゼパッケージを用いた皮弁採取部作図テンプレート  永松 将吾  S 22
6.眼窩底骨折の再建には 3D モデルが必須です。  林 稔  S 23
7.Pernkopf Anatomy を用いた皮弁デザインと
   手術シミュレーション  貴志 和生  S 24
8.一般病院に中等度以上の熱傷患者が運ばれてきたら…
   ―早期退院を目的とした治療計画―  久徳 茂雄  S 25

Ⅱ 手術手技における「こだわり」
■手技全般
1.患者が気持ちよく手術を受けるための局所麻酔
 ―しっかり時間をかけて待つこと―  守永 圭吾  S 28
2.局所麻酔薬の注射のお作法 動画付き  原岡 剛一  S 29
3.局所麻酔は細い針でゆっくりと  舘 一史 ほか  S 30
4.皮下腫瘤摘出術における超音波ガイド下での
 局所麻酔薬注入法のススメ  清水 史明  S 31
5.ドレープに穴を開ける際のひと工夫  濱田茉梨子 ほか  S 32
6.一般的な Z 形成術を行う際のデザイン  四ッ柳高敏  S 33
7.連続 Z 形成術のデザイン:三角弁を延長して挙上する  漆舘 聡志 ほか  S 34
8.切る時は緊張をかけて適切な層で  木村 中  S 35
9.皮弁を効率良く早く挙上するには 動画付き  石田 勝大  S 36
10.穿通枝皮弁手術技術の進化:迅速かつ無血の血管剥離法  光嶋 勲 ほか  S 37
11.適応の見極めと血管茎周囲の脂肪温存
   ―穿通枝プロペラ皮弁の極意―  小野 真平  S 38
12.1 人で行うドッグイヤー修正のテクニック  三柳 友樹 ほか  S 39
13.剥離・縫合時には両手の「くすり指」をうまく活用する  水野 博司  S 40
14.血管性病変診療のこだわり:手術手技編
   ―剥離と止血処置の Tips―  上田 美怜 ほか  S 41
15.血管腫切除術における剥離と止血  尾崎 峰  S 42
16.パジェットフード型デルマトームによる採皮  戸澤 麻美 ほか  S 43
17.粉瘤に対するくり抜き法:基本編 動画付き  土屋 壮登 ほか  S 44
18.粉瘤に対するくり抜き法:応用編 動画付き  土屋 壮登 ほか  S 45
19.安全な骨切り方法の一工夫 動画付き  鈴木 悠史 ほか  S 46
20.「サードマン」を使いこなす  福田 憲翁  S 47
21.形成外科における縫合の極意―「TRASH」の法則―  赤石 諭史  S 48
22.皮膚表面縫合時の運針は露出部から非露出部へ  杠 俊介  S 49
23.皮弁採取後の真皮縫合は結紮縫合(糸結び)  兵藤伊久夫  S 50
24.植皮片の縫合・固定における小工夫  田中 克己  S 51
25.植皮固定のための美しいタイオーバードレッシング  副島 一孝  S 52
26.NPWT 後の植皮:肉芽表面のブラッシング  田邉 毅  S 53
27.静脈カテーテルを用いた皮下ドレナージ  力丸 英明  S 54
28.形成外科手術における医療用皮膚接着剤:4 つのメリット  山本 直人  S 55
■頭蓋・顔面の手術
1.脳外科術後潰瘍における広背筋による頭皮弁の裏打ち  森岡 康祐  S 56
2.冠状切開における切開と縫合  林 稔  S 57
3.頭蓋縫合早期癒合症の早期手術と頭皮展開  久徳 茂雄 ほか  S 58
4.傷あととカーブにこだわる後頭蓋延長術の工夫  千田 大貴 ほか  S 59
5.顔面骨骨折観血的整復術においてしてはいけないこと  久徳 茂雄 ほか  S 60
6.顎骨形成術は迷いのない手順で  奥本 隆行  S 61
7.上下顎骨切りの上顎位置決め用スプリントは執刀医が作製する  樫山 和也 ほか  S 62
8.下顎結合部骨折の整復方法
   ―解剖学的整復を意識し hairline での骨折整復を目指せ―  髙木 信介  S 63
9.金属プレートは抜きやすい位置に最小限の枚数で  宮本 純平  S 64
10.睫毛下切開における剥離と縫合 動画付き  髙木 誠司  S 65
11.外鼻オープンアプローチにおける私の流儀  井上 義一  S 66
12.外鼻を皮弁で re-surface するときは thin flap にすべきである  沼尻 敏明  S 67
13.骨切りは非切開式で行う  荒田 順  S 68
14.顔面 BCC の切除マージンは 3 mm 以下とする  藤岡 正樹  S 69
15.五芒星縫合法(pentagram suture technique)による
   顔面皮膚腫瘍切除術  松峯 元 ほか  S 70
16.顔面の新鮮創における Z 形成術・W 形成術  田中 克己  S 71
17.耳下腺腫瘍浅葉切除における結紮の工夫  関堂 充 ほか  S 72
18.胸鎖乳突筋弁を用いた耳下腺腫瘍切除後の顔面神経の被覆  関堂 充 ほか  S 73
19.顔面神経の本幹同定方法
   ―ポインター軟骨ではなく乳様突起と茎状突起の間を触知せよ―  髙木 信介  S 74
20.小切開で行う健側顔面神経分枝の剥離  成田 圭吾 ほか  S 75
21.眼瞼下垂手術における効率的な局所麻酔法  仲尾 航 ほか  S 76
22.「血腫を避ける」眼瞼への局所麻酔法  松田 健  S 77
23.眼瞼皮膚切開は 11 番メスで押し切りする  漆舘 聡志 ほか  S 78
24.上眼瞼では座位でデザインを,開閉瞼を意識した皮膚縫合を行う  大城 貴史  S 79
25.自然な重瞼には“あそび”が必要である  垣淵 正男  S 80
■体幹の手術
1.可能な限り骨切りを行わない漏斗胸治療  野口 昌彦  S 81
2.Nuss 法における U 字型起子の使用  浜島 昭人  S 82
3.肋軟骨採取で開胸した場合は慌てるな―その際の対処法とは?  髙木 信介  S 83
4.大胸筋前進弁による胸部再建―胸骨骨髄炎に対して―  榊原 俊介  S 84
5.縦軸型遊離腹直筋皮弁採取後創閉鎖にも臍の作り直しを  兵藤伊久夫  S 85
6.広範囲熱傷では初回手術でまず頸部をシート植皮する  藤岡 正樹  S 86
7.腋臭症の剪除法における閉創方法  小室 明人  S 87
8.乳頭・乳輪再建の 6 要素  小宮 貴子  S 88
9.Star flap による再建乳頭の後戻りを予防するために  大槻 祐喜 ほか  S 89
10.植皮による乳輪再建―目立たない瘢痕のコツ―  田港見布江  S 90
11.乳房のアイデンティティを再建する  寺尾 保信  S 91
■四肢の手術
1.グローブを使用した指趾駆血  加藤 達也 ほか  S 92
2.爪床損傷の程度を見極める:抜爪して評価を!  伊東 大  S 93
3.爪床爪母の修復は確実に  末吉 遊 ほか  S 94
4.合指(趾)症手術の指(趾)間底部皮弁縫合に丸針を  佐々木 薫  S 95
5.Bell-bottom flap を用いた外側趾列多合趾症手術  松峯 元 ほか  S 96
6.指末節切断(Subzone Ⅱ)再接着術では動脈を 2 本吻合する  荒田 順  S 97
7.足趾切断における工夫  古川 雅英 ほか  S 98
8.皮膚の伸展性と滑走性を味方につける!  小野 真平  S 99
9.デュピュイトラン拘縮手術における皮膚切開法  大安 剛裕  S 100
10.K-wire は「ヘソ」で入れろ!  鳥谷部荘八  S 101
11.Gustilo-Anderson ⅢC 型骨折は
   緊急 free flow-through flap で再建する  藤岡 正樹  S 102
12.虚血を伴う重度上肢外傷治療では高速挙上した
   フロースルー型外側広筋皮弁を使わない手はない!  日原 正勝  S 103
13.bFGF 製剤(フィブラストスプレー Ⓡ)を用いた
   四肢剥脱創治療の工夫  松峯 元 ほか S 104
14.下腿切断術における安全な血管処理の工夫  坂田 康裕 ほか S 105
15.義肢装着を見込んだ下腿切断手技:3 つのポイント  古川 雅英 ほか S 106
16.リンパ管静脈吻合において静脈血の逆流をとことん防止する  秋田 新介  S 107
17.論文には書くほどではないリンパ管静脈吻合のコツ:
 1リンパ管を見つけやすくする(麻酔拡張法)  成島 三長 ほか S 108
18.論文には書くほどではないリンパ管静脈吻合のコツ:
 2リンパ管の内腔を見やすくする(外膜マーキング法)  成島 三長 ほか S 109
19.論文に書いたかもしれないリンパ管静脈吻合のコツ:
   内腔を確認しやすくする(リンパ管半割法)  成島 三長 ほか S 110
■マイクロサージャリー
1.顕微鏡手術のための 7 つの心がけ  梅澤 裕己  S 111
2.吻合して良い動脈の状態の見分け方  永松 将吾  S 112
3.遊離組織移植における移植床血管の同定  亀井 譲  S 113
4.血管吻合前のドレーン留置  八木俊路朗  S 114
5.血管茎に気付かれるな!  清家 志円  S 115
6.安全かつ確実な血管茎の剥離操作のコツ  田中 克己  S 116
7.微小血管吻合における血管の配置  塗 隆志 ほか S 117
8.四肢の遊離皮弁術は血管の吻合より配置が大事  塩沢 啓  S 118
9.血管は鑷子で縫う 動画付き  津下 到  S 119
10.血管吻合:刺入点と刺出点を目視で確認する  北山 晋也  S 120
11.Open guide suture 法による動脈端々吻合 動画付き  宮本 慎平 ほか S 121
12.Large-to-small end-to-side anastomosis 動画付き  宮本 慎平 ほか S 122
13.血管吻合を易しくする秘訣
   ―口径差のある吻合における fish mouth incision の考え方―  安倍 吉郎  S 123
14.静脈の端側吻合における単結節縫合と連続縫合の組み合わせ  沼尻 敏明  S 124
15.スーパー&ナノマイクロサージャリーにおける
   片手縫い技術の利点と臨床応用  光嶋 勲 ほか S 125
16.ロケーションの悪い深部での血管吻合を楽に行う:
   肝動脈吻合を例にした工夫  大河内真之 ほか S 126
17.内胸動静脈を用いた血管吻合における吻合前操作:5 つのポイント  石井 直弘 ほか S 127
18.頭頸部静脈端側吻合の一工夫  安楽 邦明  S 128
19.切断指における血管吻合  玉野井慶彦 ほか S 129
20.自動血管吻合器は,助手が持つより
   術者が持つほうがやりやすい 動画付き  久保 盾貴  S 130
21.マイクロ吻合後の漏れに対する筋肉パッチ  中川 雅裕 ほか S 131
22.脂肪片を用いた吻合部修正  八木俊路朗  S 132
23.マイクロサージャリーにおける脂肪組織片の活用  素輪 善弘  S 133
24.マイクロサージャリーにおける吻合静脈の 「応援」  髙須 啓之  S 134
25.マイクロ吻合後 20 分の動脈血流チェック  中川 雅裕  S 135
26.内頸静脈への端側吻合を簡便に行うためのコツ  塗 隆志 ほか S 136
27.皮弁血管内カテーテル留置法
   ―遊離皮弁の勝ちパターン― 動画付き  雑賀 厚臣 ほか S 137
   
Ⅲ 手術器械・道具やその扱いへの「こだわり」
1.道具にこだわる  橋川 和信  S 140
2.術中テーブルマナー  清家 志円  S 141
3.覆布(ドレープ)の周囲はできる限り貼り付けない  杠 俊介  S 142
4.眼瞼手術における穴あきドレープ使用の工夫  竹内 正樹  S 143
5.細かい曲線を切る時には丸柄の重量感のあるメスホルダー  松村 一  S 144
6.メスの使い方①円刃の使い方―削ぐ―  片平 次郎  S 145
7.メスの使い方②皮膚剥離  片平 次郎  S 146
8.下顎骨骨切り術時の舌の管理  尾崎 峰  S 147
9.Kawamoto-Tessier オステオトーム  山下 昌信  S 148
10.採皮用カミソリは階段状に曲げて使う  漆舘 聡志 ほか S 149
11.パジェットフード型デルマトームで一気に除脂肪  大島 秀男 ほか S 150
12.局所陰圧閉鎖療法開始前のデブリードマンを徹底する  佐藤 智也  S 151
13.眼瞼手術のおともにマイクロアドソン!  佐竹 寛 ほか S 152
14.眼瞼下垂手術で良いリズムを生むために:
   こだわりのバイポーラとこだわりの使い方  大原 博敏 ほか S 153
15.「中村氏釣針型開創鈎+顕微鏡」のススメ  小久保健一 ほか S 154
16.釣り針とフリル付き覆布で行う挙筋前転術
   ―1 人で実現する効率的な手術―  覚道奈津子  S 155
17.助手いらず!? 開創器の徹底活用  矢野 智之  S 156
18.鉛の手「Seven Finger」の有用性  島田 賢一  S 157
19.スキンフック使用のススメ  朝村 真一 ほか S 158
20.丹下式持針器の有用性:縫合へのこだわり  渡邊 英孝 ほか S 159
21.丹下式持針器(口蓋裂用)を用いる縫合  岡本 年弘  S 160
22.鮨に山葵,撚り糸に軟膏  宮脇 剛司  S 161
23.マイクロ用直針(10−0,11−0)の有用性  島田 賢一  S 162
24.皮膚切開と縫合―形成外科基本手技でのこだわり―  三浦 隆洋 ほか S 163
25.レーザー機器を安全に使用するために:定期点検の重要性  大城 貴史 ほか S 164
26.レーザー出力設定は数字ではなくエンドポイントである  河野 太郎  S 165
27.バイポーラシザーズを使った穿通枝剥離 動画付き  加藤 久和  S 166
28.内胸動静脈の skeletonization における
   綿棒テクニックの有用性 動画付き  佐武 利彦 ほか S 167
29.マリス・バイポーラシステムと
   開創器を使った血管茎の剥離 動画付き  梅本 泰孝 ほか S 168
30.血管クリップは緑色のみを使う  荒田 順  S 169
31.マイクロ血管クランプが血管内膜に及ぼすダメージに配慮する  佐々木 薫  S 170
32.血管性病変診療のこだわり:器械・道具編
   ―手術用顕微鏡システム ORBEYE の活用―  神野 咲 ほか S 171
33.マイクロのスピードは左手にかかっている  鳥谷部荘八  S 172

Ⅳ 術後の管理やフォローへの「こだわり」
■術直後の管理
1.外固定なきところに美容外科なし  原岡 剛一  S 174
2.手術創の圧迫固定  宇佐美泰徳  S 175
3.頭頸部再建術後のドレッシング  元村 尚嗣  S 176
4.顔面手術の抜管後はフェイステント型マスク  宮脇 剛司  S 177
5.鼻の外固定に石膏ギプス 動画付き  髙木 誠司  S 178
6.手指の術後ドレッシング  福田 憲翁  S 179
■短期的管理
1.遊離皮弁術後の血流チェックはポータブルエコーで働き方改革  荻野 晶弘  S 180
2.遊離皮弁術後にピンプリックで出血がない,血管が詰まったかな?
   ベッドサイド ICG がすべてをさらけ出す  矢野 智之  S 181
3.ティッシュ・エキスパンダーの感染をゼロにする  森本 尚樹  S 182
4.プロスタンディン Ⓡ・ゲンタシン Ⓡ混合軟膏「P & G 軟膏」  永松 将吾  S 183
5.静脈吻合できない末節切断は爪部分切除でヒル瀉血  柳林 聡  S 184
■長期的管理
1.手術後の肥厚性瘢痕・ケロイドを予防するために  小川 令  S 185
2.侵襲的治療後の肝斑悪化予防には細胞レベルで歯止めをかける  伊藤 史子  S 186
3.下肢うっ滞性潰瘍の圧迫療法のコツ 動画付き  田中 里佳  S 187
4.先天異常は長期フォローにこそキモがある!  鳥谷部荘八  S 188
5.再建手術は患者の術後人生とともにある  寺尾 保信  S 189

Ⅴ その他
■スキル
1.手術開始前に,まずは患者の体位・術野を整えろ  木村 中  S 192
2.すばやく糖分補給し,手術の精度を向上させる  前田 拓  S 193
3.良い臨床写真を撮るポイント  福田 憲翁  S 194
4.繰り返す鶏眼には脚長差という原因が潜んでいることがある  伊藤 史子  S 195
5.顔面神経麻痺に対する神経移行術における運動神経の同定  林 礼人  S 196
6.顔面神経麻痺後遺症に対するボツリヌス毒素治療のコツ  川端 智貴 ほか S 197
7.唇裂の若手指導:切開開始前に  松村 一  S 198
8.口腔内の再建では薄い皮弁が良い  林田 健志 ほか S 199
9.アルミホイル法  西村 礼司  S 200
10.形成外科医として爪を切るということ  伊方 敏勝 ほか S 201
11.重度四肢外傷での wound bed preparation に
   炭酸泉浴療法を使わない手はない!  日原 正勝  S 202
12.人工血管感染を伴う縦隔炎も持続洗浄 NPWT を
   活用して感染制御へ  荻野 晶弘  S 203
13.足潰瘍の 「舐め洗い」  髙須 啓之  S 204

■マインド
1.再建外科医は手術時間をあらゆる方法で短縮する  石田 勝大  S 205
2.細菌感染で患者を失わない  樋口 慎一  S 206
3.急がば回れ:広い術野を確保する  羽多野隆治  S 207
4.指先の感覚を研ぎ澄まして  中井 國博  S 208
5.患者の表情と後ろ姿が語るもの:本音を引き出し患者に寄り添う  朝村 真一 ほか S 209
6.鳥の眼を持て!  櫻庭 実  S 210
7.知っておいて損はない専攻医心得  伊東 大  S 211
8.あせらずぼちぼち  羽多野隆治  S 212
9.手術の成功と外科医のメンタルヘルスの両立  山中 浩気  S 213
10.手術法の探求:変化と挑戦を楽しむ  光嶋 勲  S 214
11.日々の工夫で新しい術式の開発を  飯田 拓也  S 215
12.結果にこだわる  山下 昌信  S 216
13.レジデント研修を有意義に過ごすために  林 稔  S 217
14.急いては事を仕損じる  垣淵 正男  S 218
15.こだわりを手放せるマインドセット  清水 雄介  S 219